昨日、楽しみにしていた”上肢の疾患における整形外科的診断学”をテーマにしたセミナーが行われ、勉強して来ました。
整形外科を受診された実際の臨床例から、今回と前回で計7つの症例を「教科書兼問題集」として取り上げて行われたのですが、問診表のみの提示からスタートし、何を問診し、そこからどのように鑑別診断をを進めて行くかを考えます。
もちろん日本ではカイロプラクターに診断権はありません。但し「診断行為」はしませんが、日常の臨床において、頭の中で”診立て”が出来なければ、安全・適切かつ的確な施術が出来るはずもありませんので、多様な症例と鑑別診断を勉強する事は絶対に必要不可欠なのです。
”臨床推論”と呼ばれますが、頭の中で 考えられる疾患を問診しながら検討して絞り込み、どのような検査(神経学的検査・整形学的検査など)が必要かを考えて行い、さらに絞り込んでいきます。
その”診立て””によっては、施術の前に画像診断を依頼する事が必要と判断される事もありますし、画像以前に「カイロプラクティックの適応では無い(カイロプラクティックの施術を行ってはいけない禁忌症の可能性が高い)」と判断される事もあります。
検討している”症例”は すべて現実の患者さんの実例がベースになっているので、意識としては その患者さんが博多カイロに初診として来院下さり、目の前におられるつもりで真剣勝負で考えます。
博多カイロの院長として、どのように考えて、どう対処するか?
例えば、7番目に提示された症例。「しばらく前から、右手に力が入りにくい」と整形外科を受診された患者さんの実際の診断は「(亜急性の)脳梗塞」でした。(それを疑った、講師で整形外科学会認定医のT先生が脳神経外科に依頼し、MRI画像で確定診断されています。)
私自身の”診立て”の成績は、自分で言うのはなんですが なかなか良かった(笑)と思います。 もちろん、まだまだ勉強すべき事は沢山ありますので、今後とも精進して参ります。
講師のT先生と、主催のJACセミナー担当の先生に、そして このような実践的な勉強が継続的に出来る幸福に感謝しながら帰途につきました。
腰痛・O脚矯正・骨盤矯正・姿勢矯正など。
福岡県福岡市「博多カイロプラクティック」