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神経診断学

23日の日曜日、JAC(日本カイロプラクターズ協会)九州地域ブロック主催の「神経診断学”塾”」に出席して来ました。

一昨年から定期的に開かれ、知識を”アップデート”するために、私が最も楽しみにしている勉強会のひとつです。

講師は、東京の国立大学医学部卒業後、日本の腰痛研究の泰斗と言われる教授の元で研鑽を積まれた、医学博士・日本整形外科学会認定医・脊椎脊髄病医、かつカイロプラクターでもある現役最前線のドクターで、「カイロプラクティックを理解した、手術執刀経験も豊富な整形外科医」の立場からの講義は”素晴らしい”のひと言です。

博多カイロには、手や脚の痺れを訴える患者さんが数多く来院されます。
最近特に多いのが、坐骨神経痛(専門的には神経根性疼痛と言います)を主訴として来院される皆様です。

今回の神経診断学”塾”のテーマは「形態学から見た腰仙椎部の病態」および「腰椎変性疾患」でしたが、このような知識は、まず手技療法の禁忌かどうかを鑑別した上で、安全な施術を行うために絶対必要不可欠なツールとなります。

アメリカなどとは違い、日本ではカイロプラクターに診断権はありません。ただ、口に出すことは出来なくても頭の中で「診立て」ができる必要があるのは言うまでもありません。

「診立て」によっては、病院でMRIなどの検査を受ける事をお勧めする場合がありますが、先日私が「L4/5 正中やや左よりのヘルニアの疑い」と頭の中で「診立て」ていた患者さんが病院で撮ったMRIのコピーを持参して下さり、まさにその通りのものが画像に映っているのを見て、不謹慎ながら心の中でガッツポーズをしてしまいました(笑)。

その患者さんは、より慎重な配慮が必要な症例でしたが、痛みもしびれも全く無くなり、普通に日常生活をおくれるように改善出来ましたので、”心の中のガッツポーズ”についてはお赦しを願えるのでは(笑)と、勝手に思っている所です。

次回の勉強会は7月に行われる予定で、今からワクワクしながら楽しみにしています。







腰痛・O脚矯正・骨盤矯正・姿勢矯正など。
福岡県福岡市「博多カイロプラクティック」